アスペンテントでグリーグ協奏曲演奏
これは、7月4日にあったコンクールの優勝者が演奏できるというもの。アスペン音楽祭には指揮者アカデミーという指揮者養成機関があり、このコンサートはその指揮者アカデミーの生徒達が、指揮者兼ディレクターのロバート・スパーノ氏の監督下で指揮をします。
事前に、このプロも入るオーケストラのレベルが、かなり高いことを聞いていたので、このコンクールに出たかった。そしてタイミング良く、今年はグリーグピアノ協奏曲。嬉しいことに優勝でき、演奏できることになったのです。
指揮者養成コンサートなので、コンサートの曲の全ての楽章で指揮者が入れ替わります。なのでグリーグ協奏曲では3楽章それぞれ3人の指揮者が振りました。1楽章づつ指揮者が入れ替わる中、緊張感を途切れさすことなく、最後までRayはのびのびと演奏していました。
Arie Vardi先生のご指導はRayの演奏を更に大胆に華やかにしてくださったよう。以前演奏した時とは、明らかに違う演奏でした。テントでとても良くピアノの音が響き渡っていました。
演奏後はスタンディングオベーションが頂けて感無量。
コンサート当日の朝9時からリハーサルがあり、私達親も見に行きました。その時の指揮者の方々にご挨拶をさせて頂いただきました。指揮者の方々は全員がコンクールの審査員を務めていました。そして『コンクールの時、Rayの演奏の初めの部分を聞いた時に、心を掴まれたよ。』と言ってくださいました。これは、Vardi先生が『コンクールとは、初めが肝心!そこでほとんどが決まると言っても良い。』とおっしゃっていたことをRayから聞いていたので、それはそれは嬉しかったです。
周りの多くの方々のご協力のもと、親から離れ、Ray一人で頑張った姿を見られたことは、本当に嬉しいことでした。これからも地道に頑張っていってもらいたいと思います。
そして、コンサートに来てくださったお友達、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!!!
お友達がとても素敵な内容でコンサートのことを書いてくださっています。ありがとうございます。
Ray Ushikubo GRIEG: Piano Concerto in A minor
そして、次の演奏に続きます。
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by raypianoviolin | 2016-07-18 08:14 | アスペン音楽祭