巨匠ネーメ・ヤルヴィ氏
これは、コルバーンとLAフィルとの提携により、LAフィルと共演されるアーティストの方々が、時々コルバーンにやってきて下さり、生徒達と交流していただけるという企画の一環です。(多分)
と言う事で、今週末にLAフィルと共演されるヤルヴィ氏が、Rayの演奏を聴いて下さいました。本番前に一人で練習中。
グリーグ協奏曲第1楽章とベートーベン協奏曲3番第1楽章を聴いて頂きました。ヤルヴィ氏はホール中央の客席に座られ、演奏中、初めはじーっと聴いていたのですが、後半では指揮をする素振り。一旦グリーグを弾き終えると、さっとスコアを見て、『じゃ、ここからもう一度!』『もっとルバート入れて、音に変化を付けて!』『ここは、もっと遅く!でここからは一気に速く!』等々沢山指示をしてくださり、完全にレッスン状態。次のベートーベンでも同様に、沢山教えていただきました。
今後はテクニック的なことより、もっともっと感情表現を豊かにして、作曲家の意思を通して、自分を表現するべき!といった内容だったと思います。気が付けば1時間、みっちりとレッスンして下さいました。
ヤルヴィ氏は、日本でも、よく指揮をされるので、お会いするなり、『日本のどこ出身なの?』と、とても和やか~。お子さんは全員音楽家。息子さんのパーヴォ・ヤルヴィ氏は、今年9月からNHK交響楽団の主席指揮者に就任されるそうです。
ほんの少しだけでも、指揮者の曲への取り組み方を教えて頂くという、とても貴重な体験をさせていただいたのですから、きっちりと今後の練習に繋げていきたいと思います。
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by raypianoviolin | 2015-04-17 08:43 | ピアノ