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共演者とリハーサル

一昨日はLACOガラコンサートの共演者とリハーサルがありました。072.gif

まずはビバルディ4バイオリン協奏曲。060.gif
第1バイオリン:Mr. Martin Chalifour LAフィルのコンマス。ものすごく良い人~という感じ。
第2バイオリン:Mr. Philippe Quint 普段から1708年Rubyストラッドを使用しているバイオリニスト。お洒落なイケメン、しかし天然風な所もあり、皆にいじられる貴重な存在。
第3バイオリン:Mr. Cho-Liang Lin ジュリアードで、五嶋龍氏の先生。バイオリニスト。すごく大らかでジョーク好き。いつも大声で笑うが、時には先生らしい真剣な顔を覗かせる。
第4バイオリン:Ray Ushikubo035.gif楽しくってしょうがない状態。
ピアノ伴奏:Mr. Jeffrey Kahane LACOのディレクター、指揮者、ピアニスト。穏やかでにこやかなお方。Rayの『指揮者への道』の要の存在のお方。
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正直、Rayには夢のような、ものすごいメンバーです。053.gifLAファイルのコンマスはRayの初めてのオーケストラとの共演コンサートを見て下さったようで、『001.gif僕はRayの事を知っているよ。あのピアノ協奏曲は良かったよ。』と言ってくださり、早速馴染めました。4人で合わせたのは一回のみ。ほんの少しのアドバイスを頂いて、その後はもう次の曲へ。弾き直しは一切しません。


次にMs. Margaret Batjer:LACOのコンマスでRayに良く指導してくださるお方。Ms. Chee-Yun:バイオリニスト。Rayが6歳の頃初めて見たプロのコンサートでのソリストだった思い出深いお方。これまたジューク好きな陽気なお方。Mr. Xiang Yu:メニューイン優勝者で草食系。の3人が加わり、7人のバイオリニスト全員でバッハのパルティータ3番プレリュードを、一人ずつ代わる代わる弾いていくアレンジ。060.gif
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LACOのコンマスから曲が始まり、デクレッシェンドして、Rayがピアニッシモから引継ぎ、最後にはフォルテで次のYu氏に引き渡します。テンポを速めには練習していたのですが、予想外の速さ(速っ!)で始まったので、必死で着いていったようです。引渡しも成功して、あっさりと1回で終わり。最後の部分だけ、アレンジを変えたので、新アレンジで一回弾いて終わり。やはり何度も弾く事はありませんでした。どうやら、一回言われた事は楽譜に書き込み、あとは次にやる時には完璧にしておいてね風。

それにしても、皆さんは超余裕の態度。冗談や笑い声が飛び交い、ものすご~く楽しく和やかなリハーサルで、あっという間に1時間半が終わってしまいました。しかし、皆さんご自身の演奏箇所では、一瞬にして、何とも素敵な音を出す人に大変身。プロの醍醐味を十分楽しませていただきました。Ray自身、どんどん皆と同じような感じに変わっていくのが感じ取れます(その場だけかもしれませんが。。。)。きっと毎日、こんな凄い方々と練習していたら、どんどん上手くなっていくのだろうな~と、すごく感じました。見たもの聞いたもの感じたものを全て吸収していくようです。直接教わることは殆ど無く、でもプロの音がRayの身体に染み込んでいく様な感じなんです。とにかく、ものすごい体験をさせてもらっている事に感謝です。

今日はリハーサル後、本番です。最後までたっぷりとプロ達のストラッドの音を堪能したいと思います。072.gif

きっと家に帰ってくるのは真夜中になることでしょう。で、明日の午後はビバリーヒルズでピアノのミニリサイタルが控えています。気合を入れて、この2日間を乗り切りたいと思います。066.gif


どちらかにポチして頂けますと、きっと乗り切れます!と、願って!035.gif頑張ってきまーす!
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by raypianoviolin | 2014-03-30 01:07 | バイオリン